答えを求めて検索
気になることや知らないことがあると、何をしますか?すぐに手元のデバイスで検索しますよね。
有名人の血液型や、近くのコンビニ。探すものは多いです。私たちは答えを求めて検索していきます。
そして、答えを求めていろいろな検索をしていきます:
- 「年収が高い仕事」
- 「離婚弁護士」
- 「転職 30代 正社員」
- 「〇〇高校 偏差値」
人に検索履歴を見れば、その人の心配ごとや悩みごとがすぐに分かります。
あなたは、学校や家族それからお仕事だけではなく、「人生」について検索したことがあるかもしれません。
なぜここにいるのかという答えを求めて、検索。
いざ検索してみると、さまざまなブログや本が販売されていることが分かります。
人生のアドバイス、ユーチューブ動画、いろいろ出てきます。
「幸せとはこういうことだ」と明言するサイトがいろいろありますが、その検索結果で納得できますか?
そもそも、検索結果は信頼できるのでしょうか?
検索結果はバイアスがない情報を届けてくれるように見えるかもしれませんが、実際は違うのではないでしょうか?
人によって違う検索結果
私たちの居住地、年齢、性別によって検索結果は大きく変わります。
大手の検索会社(グーグル、ヤフーなど)はユーザーが見たいもの見せる仕組みになっているからです。また、ユーザーが求めている情報を予測して結果を届けています。そのため、検索結果は人によって変わるのです。このため、検索結果には大きなバイアスがかかっています。
そして、お金や人生に関わる検索に関しても、大きなバイアスがあります。業界用語ではYMYL(Your Money, Your Life – あなたのお金、あなたの人生)に関する検索結果も選んで見せています。
検索エンジンが専門家とみなす人の情報が最初に現れる仕組みになっています。
しかし、専門家の意見だって割れることは少なくありません。検索会社が選んだ「専門家」が正しいという保証はありません。
このように、私たちの手元に届けられる情報は100%信頼できません。
そんな今の時代でも、人生の意味を偏見なく教えてくれる情報源があります。
変わらない答え
およそ2000年にわたって、私たちに人生の目的を教えてくれる本があります。歴史上最も売れている本としてギネス世界記録を持っている本で、今でも世界中で読まれている本です。
その本とは聖書です。
聖書は2000年も変わらずに私たち人生の目的を教えてくれます。
私たちがなぜ存在し、なんのために生きているかをどの時代の人にも教えてくれます。
あなたを作った神様
聖書によると、私たちを作った神様がいます。「非科学的な話」だと思う方もいるかもしれませんが、進化論は一つの「論」に過ぎないことは忘れてはいけません。
神様は聖書の中で、世界の始まりについて教えてくれます。私たちが存在するのは、神様がいて、私たちと世界を造られたからだと聖書は教えています。
「はじめに神が天と地を創造された」
創世記1章1節(聖書)
建築家の設計や計画には目的があります。それと同じように、神様も目的があって私たちを造られました。
あなたを知っている神様
聖書の神様は、私たちを造られただけではありません。私たちの考えや心の思いも知っています。
主よ あなたは私を探り 知っておられます。
あなたは 私の座るのも立つのも知っておられ 遠くから私の思いを読み取られます。
あなたは私が歩くのも伏すのも見守り 私の道のすべてを知り抜いておられます。
ことばが私の舌にのぼる前に なんと主よ あなたはそのすべてを知っておられます。
あなたは前からうしろから私を取り囲み 御手を私の上に置かれました。
そのような知識は私にとってあまりにも不思議 あまりにも高くて 及びもつきません。
詩篇139篇1−6節(聖書)
ここで「主」(しゅ)という言葉が出てきました。これは聖書が教えている世界を作った神様のことを指しています。
言い換えてみれば、あなたが何かを検索する前に、検索する内容も知っているということです。神様はあなたの心の奥底まで知り尽くしているのです。
突然ですが、神様があなたの心にあるものを全て公にしたら何が見えてきますか?
検索結果が人それぞれなのと同様に、人の心の中にあるものも人それぞれでしょう。しかし、よくみると、一人ひとり同じ問題を抱えていることがわかります。そしてこの問題が私たちの人生の目的を生きる妨げになっていることがわかります。
あなたのために来た神様
聖書によると、私たちを造られた神様は人となって来られました。その人とは、イエス・キリストです。
聖書の中には、イエス・キリストの生き方や教えが詳しく書いてある「福音書」(ふくいんしょ)があります。その中に次の言葉が出てきます:
20 イエスはまた言われた。「人から出て来るもの、それが人を汚すのです。
21 内側から、すなわち人の心の中から、悪い考えが出て来ます。淫らな行い、盗み、殺人、
22 姦淫、貪欲、悪行、欺き、好色、ねたみ、ののしり、高慢、愚かさで、
23 これらの悪は、みな内側から出て来て、人を汚すのです。」
マルコの福音書7章20-23節(聖書)
イエスは、外側に現れるあらゆる行為には心の問題が根元にあると教えたのです。
これらの行為は神様が聖書の中で教えている生き方(神様の法律)に反するものです。そのため、聖書はこれらを「罪」と呼びます。この中であなたに当てはまるものはありますか?
- 淫らな行い
- 姦淫(自分の夫もしくは妻以外の人とセックスすること)
- 貪欲(常にものが欲しいこと)
- 悪行
- 欺き
- 好色
- 高慢(自分が人より優れていると思うこと)
一つも当てはまらない人は存在しません。
そのため、聖書は他の箇所全ての人が罪を犯したと教えています。
罪の結果
イエスは人の罪がさばかれると教えました。この短い人生の後、神様の前にたち、生きていた間の行いがさばかれます。
聖書によると、罪がある人は「火の池」と呼ばれる場所で永遠の苦しみを受けなければなりません。
もし今日突然命を落とすことになったら、あなたを待ち受けているのは神様の怒りと裁きです。
イエス・キリストと人生の目的
しかし、イエス・キリストは私たちの罪の刑罰を身代わりとなって受けるために来られました。
人の子(イエス・キリスト)が、仕えられるためではなく仕えるために、また多くの人のための贖い(あがない)の代価として、自分のいのちを与えるために来たのと、同じようにしなさい。
マタイの福音書20章28節(聖書)
贖いとは、買い戻す問い意味の言葉です。神様から遠く離れている人をお自分のところに連れ戻すためにイエス・キリストが自分の命を捧げて払ったことを意味します。
イエスの復活
聖書によると、イエス・キリストは十字架で死なれた3日後、肉体的に生き返りました。
十字架にかけられる前から生き返ると言っていました。
そして、実際にその通りに生き返り、多くの人々がよみがえったイエスを目撃しました(一度に500人以上も!)
あなたの人生の目的との関わり
自分は何のために生きているのかな?
人に迷惑をかけないように頑張っているかもしれない
それか、お構なく好きにしているかもしれない。
どっちにしろ、あなたの人生の目的は神様を知って神様と共に歩むことです。
しかし、罪がある限り、あなたと神は正しい関係を持てません。なぜならあなたは神様の法律を破り、神様に対して罪を犯しているからです。
しかし、未知の世界にいる私たちのところに近づき、身代わりとなってくれたのがイエス・キリストです。このイエス・キリストのおかげで、私たちは罪が赦されるだけではなく、神様と正しい関係を持つことができます。
あなた次第
人生の目的は神様を知ること、そして神様と共に歩むっことです。
自分の罪を認めて、イエス・キリストが自分のために死んで生き返ったと信じれば、あなたの罪が全て赦されると聖書は教えています:
なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われるからです。
人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。
ローマ人への手紙10章9−10節(聖書)
今日から、あなたは神様と歩む日常を始めることができます。もしイエスを信じたのなら、このパンフレットを提供した方もしくは教会に信じたことを連絡するとよいでしょう。